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トレッキング部会・FUMOTOKAI 2020年1月報告

トレッキング部会・FUMOTOKAI 20201月報告

第六回 江戸東京街歩き~谷中七福神

―東京の名所旧跡を江戸情緒と文化を感じながらのんびり歩いてみましょうー

2020130日木曜日、習志野稲門会FUMOTO会の街歩き。津田沼を10:00に出発。

新春にちなみ、入江東京シティガイドが谷中七福神を案内する。

七福神参りは、江戸時代に盛んになったそうだ。

家康の知恵袋ともいうべき天海僧正が、七つの得=七福神が人生にとり大切と家康に説いたことがきっかけだそうだ。

中でも今日尋ねる「谷中七福神」は、元祖七福神・・と格調高く歩き始めたが、赤紙仁王として信仰を集める東覚寺の福禄寿、

滝沢馬琴の筆塚のある青雲寺の恵比寿様とまわったところで、腹の虫が騒ぎだす。

ここは千駄木それではと、鰻屋稲毛屋で、昼食としゃれこむ。(食道楽・奥貫さん推奨の稲毛屋のランチは国産鰻。

身がふかふかで、しかも炭火の香ばしい匂いかぐわしい、正調江戸前鰻。新春早々昼に福そのものに出あえた❢

しかもこの旨さで1830円、全員大満足で危うくこのまま稲毛屋に居座りそうになったが、思い直し、先を急ぐ。

修性院は四季折々の草花が美しい寺だそうだ。ここに祭られているのは布袋和尚。布袋様は壁にも描かれている。

ここから少し寄り道。経王寺へ立ち寄る。経王寺の門を眺めると1.5センチほどの穴が所々にある。

これは、戊辰戦争の時の弾痕の跡だそうだ。戊辰後今年で152年。弾の穴から差し込む光がまぶしい。七福神巡りに戻る。

しばらく歩くと室町時代建立の長安寺に祭られているのは、長生きの神・寿老人。

さらに歩いていくと江戸三富で有名な天王寺に着く。ここで毘沙門天にお参りをした。上野は、もう目と鼻の先。

このあたりは旨いお菓子を扱う店がいくつかある。台東区立下町風俗資料館付設展示場近くの岡埜永泉は豆大福の名店だ。

しかしすでに豆大福は売り切れ。仕方なく土産にどら焼きを購入。続いて護国院にある大黒天にお参りをする。

この大黒天は家光が奉納されたものだそうだ。大黒天の後、鴎外温泉をのぞく。

ビジネスホテルのような外観をくぐると右手には鴎外荘が見える。温泉への通路には「鴎外温泉」ののぼり旗が立つ。

昔から上野周辺で「水月荘」の看板を見かけたが、こんなところにあったのかと驚いた。

七福神の締めくくりは上野公園の弁天堂にある弁財天。弁財天におまいりして、七福神参りは終了。

ところで江戸時代不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島が整備され、そこに弁天堂が建てられたのだ。

そう清水堂は、清水寺を模して建てられたお堂。江戸の昔、不忍池を琵琶湖に見立て、清水堂から京の都に想いを馳せたのだろう。

晴天に恵まれ、江戸情緒をたっぷり吸いこんで、今日は楽しい街歩きとなった。

上野アメ横「大統領」で打ち上げをしたかったが、新コロナウイルが騒がれる昨今なので、

気心の知れたマイタウン津田沼へ戻り、「津田沼北口天狗」で、打ち上げ。

大いに飲んで食べて、ふわふわいい気持になりそれぞれ帰路についた。

(文責:土肥洋子)


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by narashino_toumon | 2020-02-22 15:56 | トレッキング部会


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